2016年10月02日

植え付け作業のタイミング

9月はイチゴ農家にとって植え付け作業の時期です。

早いところは、8月中にやるところもありますが、一般的な時期は9月です。

苗の育て方によって、ずいぶん変わりますが、当園を例に説明してみようと思います。

元親苗の導入から1年後の3月初旬に親苗の準備に入り、4月末頃から「ランナー」と呼ばれるツルを出し始めます。

そして、30,000本くらい取れそうな頃合いを見て、且つ、出てる苗の様子見て、苗の挿し仕事を始めます。

コレが7月の仕事。

そう、名古屋場所の時期です( ´△`)

数が出ても、苗の状態が挿しに不向きと判断したら、先送りやむ無しです。

状態も整い、30,000本の挿しをやり、8月は苗管理の仕事と、収穫場所の準備。

で、植え付けは先い話したとおり9月となります。

で、9月だからといって、植え付けにすんなり入ること出来ません。

こちらが段取り良くしても、苗の状態が植え付け適してないと、やはり植え付け作業は先送りとなります。

その判断こそ、「花芽分化」の有無を見てからの判断です。

花芽分化してないまま植え付けしますと、かえって収穫始めが遅れてしまったりして、収穫量が落ちる事もあります。

僕がやる剣道で例えると、「後の先」の考えてがイチゴ生産には必要な考えてす。

もっと分かりやすく言うと、妊娠安定期になってから、活発化(植え付け)させるとも言えます。

で、画像は花芽分化の状態。

昨年は9月5日には、花芽も確認出来て、植え付け始めました。

しかし、今年は昨年比15日遅れの植え付け開始。



昨年の収穫初日は11月19日でしたが、さて、今年はどうなるのか。

僕も解らない答えです。



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Posted by ながたはーん  at 20:37 │Comments(0)イチゴが実るまでお仕事農的雑感イチゴ作りの一年間

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