2012年11月24日
残暑の影響

特に分け隔てた管理をしたつもりはありません。
特別な事もしてません。
植え付け時期は、昨年のギフト用の心配事もあり、12月に合わせるつもりで若干遅らせたくらい。
いろいろ考えてみるけど、結論として、花芽分化が幻のものになった。
植え付け前には、毎年花芽分化の確認を電子立体顕微鏡で見ます。
その成熟を見てから植え付けするわけですが…。
この手順はやって、植え付け適期に植え付けしましたが、このばらつき。
顕微鏡検査は数本の苗だけなので、若干のばらつきはありますが、ここまで大きくばらつきが出るのは初めてです。
では、何故かを考察すると、やはりあの残暑の厳しさではと思います。
今年は秋が無かった感じの気候だったと思います。
残暑からのいきなりの寒さ。
暑すぎだと、花芽が飛んで(無くなって)しまいます。
実際には、無くなるって事は無いのですが、花になるべくものが、ランナーというツルに変わってしまいます。
毎年そのランナーは出るのですが、今年の出方は、実に太く立体なランナーが何時になく沢山出ました。
それらのランナーは花になり実りを迎えるべくものだったのです。
で、暑さ対策が不十分だったのでは…と考えましたが、結果的に不十分だったのでしょう。
ただ、無策だった訳ではありません。
ハウスの外表面に遮光材の専用塗料を塗りました。
いつになく沢山。
それでも、この様な結果になってしまいました。
ハウス内の空気の流れ不足も原因でしょう。
ハウスの窓を全開にしてましたが、不十分だったのでしょう。
今後植え付け時期の残暑が緩やかになる事は無いでしょうから、2の手、3の手と策を練っていかなくては、いけないと感じました。
それにしても、あの残暑は人間にも厳しかった!