2011年12月22日
実りの境目

いちごのシーズンは、数ある農産物の中でも、極めて長い収穫期間。
その間に、何回も花が咲き、実りを迎える。
充実した実りには、摘花するわけで、何回も繰り返し手作業となる。
収穫しながら、摘花しながら、軟弱ないちごを扱うので、気疲れは相当なもの。
で、変わり目の話しだけど、収穫最初の花房が実りを終えて、次の花房の実りが迎えたと云う事。
花房の最初は実りが大きく、最後は小さい。
安定した大きさを実らせる事が出来れば最高だけど、摘花作業しても、これだけの差は出てしまう。
悲しいから、果菜類農産物の宿命で、こればかりは、技術的な問題ではない。
菓子、飲食店の販路拡大を考える上で、どうしても自分の中で足かせになってしまう懸案であります。