2011年09月19日
イチゴの病気


生命を保つ上で、某かの栄養をとる。
反面、副作用もある。
それが、病気にかかる事
人間でも、食べ過ぎは良くない。
ただ、摂取量には個体差がある。
同じ事が植物にも言える。
これらの苗。
残念ながら、病に倒れた苗。
ただ枯れただけでは、我々にはマイナス。
それが、どんな病気かはっきりさせないといけない。
イチゴのメジャーな病気は限られてる。
この時期に注意が必要なのは、「タンソ病」という名の病気。
その病気の表れ方は幾つもあり、外観では判断出来ないものもある。
そういう場合は顕微鏡を使うけど、先ず見る所は、クラウンと呼ばれる、苗の軸のなる部分。
写真2枚目、赤褐色になってる。
このような症状を出す病気も幾つかあるが、見るのは、病変の仕方。
内側からの発症か、外側からの発症か?
はたまた違う出方か…。
今回の出方は、外側の若干傷の付いた所からの発症。
これが、タンソ病の特徴。
このタンソ病。
毎年、農家さんが頭を悩ますもので、苗不足の原因にもなる。
僕の所は、発症リスクの少ない栽培方法をしてるから、苗不足にはならず、毎年苗の引き合いが強い。
ただ、オウム返しで、他の病気の発症リスクもあるのは事実。
ただ、病気の広がり方を考えると、今の栽培方法が苗不足に陥るリスクが少ない。