2011年08月25日
味と収穫量の間に…

勿論、甘味料など使わないのは、言わずもがな。
僕はイチゴ生産者なので、イチゴについて書いてみるけど、ことイチゴに関しては、味の良さ≠収穫量にはならない。
つまり、味を良くしようとして、しっかり着色させると、イチゴの苗に負担が掛かってしまい、実りが少なくなってしまう。
逆を言えば、そこそこの着色具合で収穫したら、味はそれなりですが、収穫量が増える。
これら2つの作柄を比べて、顧客側はどちらを選ぶかを考えてみると、やはり前者。
志向食品と云う事から考えても当然。
しかし、一般的な流通ルートに流すと前者後者共同じ単価で仕切られてしまう。
こだわりの生産物を育てると云う事は、一般流通ルート単価プラスαの価格で販売しないと、成り立たない。
一般的な農家が避けてきた所の強化をして販売が出来てこそ、初めて成果が現れる事と考えている。
うちの三女は果物全般アレルギーで、果物を買う事がめったに無かった
私でしたが孫がいちご大好きで頻繁に買うようになりました。
やはり少々高めでも美味しいものを!
しかし頻繁に買うとなるとお安めのものを・・・
しかし味が落ちすぎても、これいかに。
値段的に中をとるみたいなところはありますね。
値段=味ではないんでしょうが?!
aoyamaでした。