2010年10月09日
花は咲いたけれど…


植え付けしてから、早くも花が咲きました。
あと、1ヶ月位で実りなのですが、この開花は喜べない開花です。時々見掛ける状態です。
よく見ると。次の開花を促すべく、葉っぱが出ない状態なのです。
僕らは「芯無し」って言いますが、「不治出雷(ふじしゅつらい)。」と言います。
イチゴは一つの苗から何回も開花します。
しかし、写真の様な開花(収穫)は、一回で終わってしまします。
それでは、仕事にならないので、そうならない様気をつけてやってます。
原因の一つに窒素分の不足があるようです。
開花は生殖成長になります。
生殖成長には窒素分が必要とされます。
しかし、窒素が多すぎだと病気の発症になりかねません。
ヒトも植物も同じで偏った栄養摂取ではダメで、バランス良く行くのが良いのですが、なかなか理想的にはいかない。
スイッチ一つで管理出来ない。
そんなところが農業の面白さや奥深さだと思ってます。