花芽分化の具合と植付け時期
9月に入り、全国各地のイチゴ農家では、植付け作業に入ります。
今年は各地で苗の成育具合に失敗の声も多いようですが、ながた農園では幸いそういう事態には陥って居ません。
さて、植付け作業の前に、各農家さんがやることがあります。
それは、花芽分化の確認です。
これは目視では出来ない事なので!顕微鏡を使っての確認ですが、立体的に見ることのできる顕微鏡を使うので、その確認は県の農業機関に依頼をする形をとるところが多いです。(自身でやる方も中にはみえます。)
花芽分化とは解りやすくいえば、女性の最初の生理でもある初潮が来たかどうかと言うところです。
つまり、こども、イチゴを実らせる事ができる生理成長が出来てるかどうかの確認です。
これを確認する事で年末のクリスマスにイチゴを、ケーキサイズのイチゴを揃える事が出来るか、が決まって来ると言っても過言ではないのです。
ただ、その確認をして植えても、残念ながら流産の様な症状や成育の遅れを生じたりする場合もあります。
流産の様な症状は一昨年の秋の暑さ、遅れは昨年の秋の寒さ。
植えた後の順調なる成育はあとは神頼みところもあります。
皆さん、一緒にお祈りしましょう!
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