苗管理の必要性

ながたはーん

2013年10月30日 22:14

とかく植えたら実ると思われがちだし、そういう思いからの値下げ交渉もしてくる方もちょくちょく見かけますが、幸いにマルシェではそういう方は居ません。

ありがとうございます。

どの農産物も植えたら植えっぱなしで、収穫まで暇という事は無く、適宜必要な作業をします。

動物も生育に合わせて、飼料の成分をかえていきます。

イチゴもそうですが、特に章姫は大玉果の品種なので、その作業も他のイチゴの品種に比べると重要性が高いのです。

イチゴの基本的な作業をする時期ですが、今日はその作業を紹介したいと思います。

家庭菜園でイチゴを作ったことがある方なら、花が沢山咲いたのに、実りが少ないなぁーって、考え込んだ方もいらっしゃるかと思います。

我々農家さんはどうやって、あんなに立派なイチゴを実らせるのだろうと考えた事もあるでしょう。

やはり、それで生計を立ててるわけですから、変なものは生産出来ません。

けど、自分でできた時の満足感や達成感、農家さんの苦労がわかる事と思い、自らの手で食育をすることと思います。

前置きが長くなってしまいましたが、どのような管理をしているか紹介に入りましょう。



この写真は管理をする前の苗です。

俗にランナーと呼ばれるツルや、脇から小さな芽が出てるのが確認できますでしょうか?

これらは大きな実りには不必要なものなので、取り払います。



不必要なものを取り払ったのが、写真二枚目。

周りもスッキリしました。

が、しかし相手は植物。生き物です。

暫くしたら、またこの脇芽は出てきます。

ランナーは、花芽が出始めると、落ち着いて来ます。

この作業を個々面積に応じた分の苗、ながた農園では3万本の苗を一本一本管理していくわけです。

今回はこれまで^_^


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