夏イチゴに挑戦しましたが・・

ながたはーん

2013年08月29日 23:18

五月末で、全作を終了して、十一月の収穫が始まるまでの期間は、実は無収入です。

農家さんによっては、収穫期が二ヶ月で他十ヶ月は無収入というところもあります。

その期間は何もしてないというわけではなく、次回作に向けた管理作業、つまり、収入を得るための準備作業をしてるのです。

木の剪定だとか、肥料を与えたりとか、気持ちよく実りを迎えてもらえるよう、仕事をしてるのです。

けど、その期間、収入が無いのは決して気持ちいいものではありません。

皆さん、何某か考えてるでしょう。

で、僕が今年やってみたのが、夏イチゴ栽培です。

マルシェとかでの販売は、品種の特許権とか生産許諾権を得てないので、出来ませんが、あくまでも試験栽培で人にお裾分けする程度の栽培量でテストをしてみました。

結果からいうと惨敗で、その理由としては猛暑があり、それが全てと言っても過言では無いです。

味覚に関しては、品種に依る所があるので関係ありませんが、兎に角実が柔らかい。

柔らかすぎて、収穫の時に結構グシャっと潰れてしまうのです。

仮に出来たとしても、夏イチゴとはいえ、最低限要求されるサイズや形が出来ない。

つまり、作るほど、手前をかけるほど赤字になる可能性があります。

10年ほど前に、稲武で夏イチゴを生産を試みた方が居ましたが、敢え無く断念した過去があり、その時、僕は工夫が足らないんだろうって、思ってました。

しかし、そういう訳ではなく、暑いという事でした。


国内における夏イチゴ栽培産地としては、長野県伊那市、東北以北の産地があり、サイズも小さめが多くなってしまいます。


ケーキ需要は通年あるので、何とかしてみたいものです。




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